【どちらが簡単?】日商簿記3級と基本情報処理の難易度比較

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本記事の内容

  • 日商簿記3級と基本情報技術者試験について、これから受験を考えている方にもわかりやすいように、試験の仕組みや受験者データ等を比較しました。
  • 実際に取得してみてどちらの試験の方が簡単か、さらにどちらの方がより短時間で合格までたどり着けるのか、まとめています。
  • 登場人物

    わしは、しかく博士じゃ。 よろしくのう。

    はじめに

    当ブログでも紹介しているとおり、日商簿記は何十年前から続く王道スキルです。

    その中でも日商簿記3級は、経理の基本を身につけるにあたって、まず最初に取得が望まれる基礎資格です。

    一方の基本情報技術者試験は、IT人材となるために最低限必要なデジタル・ITの基本的知識・技能の習得が問われる資格になります。

    会計力、もしくはIT力の第一歩の基礎が問われる2つの資格について、いろいろなデータと自らの受験経験をもとに難易度を比較してみました。

    日商簿記3級と基本情報技術者試験では、どちらの資格の方がより少ない勉強時間で合格できるのか、以下にまとめています。

    日商簿記3級と基本情報技術者試験の比較

    まずは、試験頻度や試験の仕組み、受験料など、両者の基本データをまとめました。

    日商簿記3級基本情報技術者試験
    試験頻度紙試験:年3回
    ネット試験あり
    ネット試験のみ
    受験料2850円7500円
    試験時間60分(午前のみ)150分(午前、免除もあり)
    150分(午後)
    回答方式数字筆記全問選択
    直近1年の実受験者数
    173,715名
    (2021年10月~)
    55,993名
    (2021年4月~ )
    直近1年の合格者数85,035名(同上)25,499名 (同上)
    直近1年の合格率49.0% (同上)48.1% (同上)

    日商簿記3級は紙試験とネット試験の両方がありますが、基本情報技術者試験はネット試験のみです。

    いつでも好きなタイミングで受験できるという点では、どちらの試験も条件は同じになります。

    実受験者数で比較すると、一年間で日商簿記3級は基本情報技術者試験の約3倍の方が受験しています。

    ただし、合格率は両試験ともに約50%なので、データから見ても試験自体の難易度はほぼ同じとみてもいいでしょう。

    基本情報技術者試験の試験料7500円は、日商簿記3級と比べるとかなり高く感じてしまうのぉ。

    日商簿記3級の良い点

    語句暗記が必要ない

    簿記試験は会計仕訳を解くだけなので、単語の意味を問うような問題はほぼ出題されません。

    勘定科目の貸方借方の区分は覚えることだらけですが、仕組みさえ理解できれば、電卓一つですべての問題を対処できるはずです。

    参考書が安く手に入る

    年間の受験者数が10万人以上いるので、出版されている参考書数も多く、安く試験対策を済ませられます。

    フリマアプリでも多くの参考書が出品されているので、試験の合格発表日後は簿記参考書のお買い時時期です。

    日商簿記3級のデメリット

    一つのミスが大きな失点につながる

    全体的に覚えることは少ないですが、借方と貸方を間違えてしまうと、たとえ金額が正しくてもバツになってしまいます。

    特に第三問や第五問の試算表や積算表については、一つの計算ミス・仕訳ミスが別の問題にも影響を与える危険ゾーンです。

    note
    note

    個人的な簿記三大ミスは、「貸方借方が逆」「桁がずれている」「電卓の入力間違え」です。

    これだけは過去問を何度も解いてミスを減らし、試験本番に見直しと検算までしっかりこなすしか対策はないでしょう。

    日商簿記3級のおすすめ参考書と勉強スケジュールについては、今後の記事も参考にしてください。

    基本情報技術者試験のメリット

    全て選択問題

    午前試験は四択問題であり、午後試験も選択肢は多いものの、全て選択問題になります。

    たとえ知らない問題が出題されても、選択肢を見れば思い出せたりします。

    よぼど運が悪くないかぎり、選択肢の期待値の分だけ点数が入ることは、かなり大きなメリットです。

    基本情報技術者試験のデメリット

    午後試験に必須解答問題が定められていること

    問一の情報セキュリティと問六のデータ構造及びアルゴリズムは午後試験の必須問題に設定されています。

    特に、問六はプログラムの穴埋めや処理内容の把握など、プログラミング脳が問われる問題のため、好き嫌いが分かれる問題です。

    私としては、プログラミング自体は嫌いではないのですが、試験時間内に人のコードを理解することが苦手だったので、一苦労しました。

    試験のボリュームが大きい

    午前試験と午後試験を合わせると、過去問一年分を解くだけで200分(3時間)以上を要します。

    丸付けをして間違えたところをノートにまとめて復習まですると、休日一日がつぶれてしまうのは、かなり大変です。

    その他の試験の詳細は、IPA情報処理推進機構のHPを参考にしてください。

    まとめ

    日商簿記3級と基本情報技術者試験それぞれのメリット、デメリットは以下の通りです。

    メリットデメリット
    日商簿記3級語句暗記が必要ない
    参考書が安く手に入る
    一つのミスが大きな失点につながる
    基本情報技術者試験全て選択問題午後試験に必須解答問題が定められていること
    試験のボリュームが大きい

    以上から、短時間で資格取得までたどり着きたいのであれば日商簿記3級をおすすめします。

    逆に試験まで十分な時間があり、選択問題で楽に対処したい場合は基本情報技術者試験をおすすめします。

    

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