【初心者でも簡単】自作PCでCPU換装する際の注意点

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本記事の内容

  • 自作PCでCPUを交換するときの注意点や用意するべきものについて紹介します。
  • 実際のCPU取り換え作業について、自作PC初心者にもわかりやすく解説します。
  • CPUを換装するにはPCをどこまで分解する必要があるのか、まとめています。

はじめに

これまでに【PCケースレビュー】NR200P【PCケースレビュー】Q300Lの記事で紹介した通り、現在我が家にはメインとサブで2台の自作PCが動いています。

CPUはそれぞれAthlon200geとRyzen5 2600を使っていましたが、サブ機に6コア12スレッドは過剰スペックだったので、今回は自作PC2台の間でCPUを交換することとしました。

本記事では、自作PCでCPUを交換するときの注意点と用意するべきものをまとめています。

CPU換装の注意点

大前提として、換装するCPU間で対応ソケットが同じである必要があります

IntelとAMDの違いはもちろん、IntelどうしAMDどうしでも世代ごとに対応ソケットが異なる場合もあるので、こちらはWIKIなどでしっかり確認してください

私の場合は、Athlon200ge、Ryzen2600ともに対応ソケットがAM4なので、両者を取り換えました。

CPU換装に必要なもの

  • 対応ソケットのCPU(本記事では2台のPC間で交換)
  • CPUグリス

CPUグリスにも色々な種類がありますが、こだわりがなければ1000円程度の熱伝導グリスで問題ないでしょう。

私はARCTICのMX-4を使用していますが、特にこれまでトラブル等は発生していません。

CPU換装に当たって

我が家の自作PCメイン機とサブ機は以下の通りです。赤字のようにCPUを取り換えます。

メイン機
(NR200P)
サブ機
(Q300L)
CPUAMD Athlon 200ge
⇒ AMD RYZEN 5 2600
AMD RYZEN 5 2600
⇒ AMD Athlon 200ge
GPUなし
⇒ Radeon RX570 4G
Radeon RX570 4G
⇒ なし
マザーボードGIGABITE B450 I AORUS PRO WIFIASUS TUF B450M-PLUS GAMING
メモリCORSAIR DDR4-3200MHz VENGEANCE RGB pro Series 8GB×2枚CORSAIR DDR4-2666MHz VENGEANCE LPX Series 8GB×2枚
ストレージTEAM MP33 TM8FP6001T0C101Crucial SSD P5 500GB M.2 NVMe接続 CT500P5SSD8JP

CPUの換装に伴い、Ryzen5 2600は内臓グラフィックが搭載されていないので、グラフィックボードも移動させました。

換装する際は、CPU内臓グラフィックの有無についても事前に確認しておく必要があります

CPU換装の流れ

CPUクーラーの取り外しまで

CPU-change_top
CPU-change_top

今回CPUを取り換える2台の自作PCです。まずはNR200PのAthlon200geから取り外します。

cpu-change_board
cpu-change_board

NR200Pの方はAMDの付属クーラーを使っているので、表面にネジがあり、裏面にバックプレートがあります。

CPUクーラー取り外しの際に、バックプレートが外れてケースの隙間に落ちると面倒なことになります。

そのため、NR200Pの方はマザーボードをPCケースから取り外しました。

cpu-change_cpu
cpu-change_cpu

表面のネジを外して、留まっているCPUクーラーを取り外します。あとは、CPUを取り出すだけです。

次はQ300LからRyzen5 2600を取り外します。

cpu-change_board2
cpu-change_board2

Q300Lは配線が裏で整理されていて外しにくかったので、マザーボードはPCケースに取り付けたままCPUを取り換えます。。

JonsboのCPUクーラー(CR-901-RGB)はバックプレートを使わずに、裏からねじ止めで固定するタイプでした。

そのため、マザーボードはPCケースから取り外すことなく、取り付けられます。

cpu-change_cpu2
cpu-change_cpu2

こちらもCPUを取り外して完了です。

CPU交換後

実際のCPU交換のタイミングは写真の撮り忘れです。ピンの方向さえ間違えなければ、特に問題はありません。

cpu-change_cpu_grease
cpu-change_cpu_grease

CPUクーラーを取り付ける前に、グリスを塗っておきます。今回はMX-4を使用しました。

cpu-change_cpu_check
cpu-change_cpu_check

取り付け後は、念のためCPUとCPUクーラーが密着していることを横から見て確認しておきます。

cpu-change_case
cpu-change_case

マザーボードをPCケースに取り付けます。

CPUの補助電源を付け忘れていたことには、後から気づきました。。。

cpu-change_gpu
cpu-change_gpu

最後に、NR200Pの方にはグラフィックボードを取り付けておきます。

cpu-change_cpu2
cpu-change_cpu2

Q300Lについても、同様にCPUクーラーを取り付けて完了です。

まとめ

自作PCのCPUを換装する際に、取り外しの必要があるパーツは以下の通りです。

CPUクーラーCPU換装の際は、必ず取り外す必要あり
マザーボードCPUクーラーによって取り外した方がいい
グラフィックボード換装するCPUによっては、新たに取り付ける必要あり
メモリ、ストレージ外す必要なし

以上、自作PCにおけるCPU換装についてでした。

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