【都心で見るなら2km以内?】花火が見える場所で必ず確認するべき3ポイントとは

節約術

先日、第45回足立の花火に行ってきましたが、やはり都会で見える花火は素晴らしいですね。とはいえ、コロナ明け初開催ということで、私を含めて多くの人が場所取りを間違えて、花火大会開始と同時に花火が見える場所を求めて大慌てで移動する始末でした、、、

ということで、今回は花火が見える場所で確認するべきポイントを3点解説します。ぜひ花火を見に行くときは、打ち上げ開始までに本ポイントを再チェックしてみてください。

花火打ち上げ会場から2km以内

まず、建築物の多い都会で地上から花火を見る場合、打ち上げ会場から2km以内からの鑑賞を強くお勧めします。2km以上離れてしまう場合は、見る側が高層マンションのような高い位置にいる必要がでてくるからです。

数学的な話となりますが、

  • 観測点は地上0m
  • 花火の打ち上げ高度が最大400m(都会の花火ではせいぜい200m
  • 観測点から花火までの水平距離が2000m

とした場合、三角関数tanから求まる花火の地上角度は11°となります。

スマートフォンの水準器アプリ(iPhoneなら標準でインストールされている計測アプリ)を使ってみると分かりますが、都会の11°は家とマンションに阻まれてほとんど何も見えません。

こちらの写真がちょうど2kmの位置から見た花火になります。河川敷で打ち上げ地点までの障害物が何もない状態で、ちょうど少し離れた街頭を見上げる角度になります。

花火をしっかりと見たい場合は、最低でも花火打ち上げ会場から2km以内、できれば1km圏内を陣取る必要があります。

花火打ち上げ会場までに障害物がないことの確認とその方法

花火打ち上げ会場から2km以内で絞ったら、次に確認するべきことは「花火打ち上げ会場までに障害物がないこと」です。

事前リサーチであればgoogleストリートビューが使いやすいでしょう。現地で確認する場合は、google mapのアプリでもいいですし、打ち上げ会場までの方位角を算出して、スマホのコンパスアプリでその方向を見てみる方法もかなり正確です。

とてもありがたいことに、2点間の方位角についてはmapli.net様のサイトで位置(自身の位置と打ち上げ会場)を入力すると簡単に求めることができます。

地図の距離と方位角を高精度に計算する Distance | マップリドットネット
地図上で2点間の直線距離を高精度で計算できるWebアプリです。グーグルマップ上で始点と終点を指定すると距離が表示されます。地球を回転楕円体として計算するため、一般的な球体での計算結果より精度が高いです。同時に方位角も計算します。

あとはスマホのコンパスアプリで方向を確認して、打ち上げ会場方向の地上角度11°以内に障害物がないことをしっかりと確認しましょう。

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人の集まる場所=見える場所と勘違いしない

最後に意外と大切なのは、「人の集まる場所=見える場所と勘違いしない」ことです。

通年開催されている隅田川花火大会などではおすすめスポットの信頼性も高いですが、「コロナ明け初開催!」といった穴場花火では皆が見えない場所を間違えて陣取っていることも大いにあります。

焦らず慌てず、花火打ち上げ会場から2km以内で、花火までに障害物がないことをしっかり確認してから場所をとってみてください。

さいごに

以上、都心で地上から花火を見る際に確認するべき3ポイントでした。今後花火を見る予定のある方は、ぜひお役に立てていただけますと幸いです。

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