本記事の内容
登場人物
わしは、しかく博士じゃ。Encantado.
試験の概要
スペイン語は英語と中国語に次ぐ第三の言語とも言われ、世界的に話者・インターネット利用数がとても多い言語になります。
スペイン語を話せるだけでブラジルを除く南米どこでも通じると聞き、私は大学時代に第二外国語として2年間勉強していました。
とはいえ、日本国内では英語や中国語と比べると参考書の数も少なく、むしろフランス語やドイツ語の方が人気があるような印象を受けます。
2020年のスペイン語検定は新型コロナウイルスの影響で中止となっており、2021年初回の本試験は、大幅にリニューアルされた試験でした。
試験本番対策として使用した参考書、勉強スケジュールについて、以下で紹介していきます。
試験の概要(スペイン語検定5級)
〇 試験日 〇
6月、10月(2021年)
〇 試験料 〇
¥5000
〇 試験時間 〇
50分
〇 合格基準 〇
70%
〇 受験資格 〇
なし
〇 その他特記事項 〇
マークシート回答式、リスニングテスト5分
スペイン語検定の詳細は日本スペイン検定協会のHPを参考にしてください。
使用した参考書
単語帳:聞いて話すためのスペイン語基本単語2000
スペイン語の単語帳として、私はこちらを使用しました。
なんとなく収録されている単語が旅行向けで、試験対策には不向きなようにも思います。
とはいえ、別の単語帳を覚え直す余裕もなかったので、取り敢えず半分までは暗記しました。
文法問題集:スペイン語力養成ドリル2000題
正直、スペイン語検定5級にこちらの参考書は鬼に金棒です。文法問題の難易度としては、4級まで通用します。
当初は2020年の秋試験を受験する予定だったので、かなり時間をかけて何周もしました。(そのたびに忘れるので、覚えきれてはいませんが、、、)
内容としては、カテゴリごとに20章ほどに分割されていて、各章「要点2ページ+問題4ページほど」という形で構成されています。
スペイン語を過去に習っており、要点を思い出しつつ問題をこなしたいという方には、とてもおすすめの一冊です。
スペイン語の単語帳・問題集はほとんど売っていないことが難点じゃな。
試験前のスケジュール
当初は2020年の秋試験を受験する予定だったため、勉強の総期間は長いです。
しかし、検定試験一週間前に日商簿記2級を申し込んでいたため、簿記試験が終わってから、やっと本格的に勉強しました。
要するに、たくさん覚えてたくさん忘れ、最後に一週間漬けで対処しました。。。
8か月前~4か月前
「養成ドリル2000題」を解きました。二カ月で1周して計2周したかと思いますが、正答率は7割から8割ぐらいでした。
広く浅くがモットーだったので、応用編(白抜き問題番号)は解いていません。
4か月前~2か月前
「養成ドリル2000題」を解きつつ、「基本単語2000」の単語を覚えていきました。
ただし、出願前だったのであまりモチベーションもなく、ダラダラ勉強です。
1週間前~
やっと勉強対象を切り替えました。とはいえ、すでに試験直前過ぎて何をやればいいのか状態、、、
本屋で過去問を見てみましたが、試験問題はリニューアルされると検定のHPに書かれていたので、過去問は買いませんでした。
また、「基本単語2000」が頭から抜けていることに気づき、大急ぎで半分を暗記しました。
結果
⇒83点/100点
直前の対策が明らかに不十分だったのは確かですが、大学時代の勉強と「養成ドリル2000題」で逃げ切りました。
リスニングは5題出題されましたが、正答できた自信は全くありません。
試験場では、みな同じカバーの参考書を持っていたのぅ。
それだけ参考書の種類が少ないのじゃ。
まとめ
DELEと比べるとスペイン語検定は口頭試験がない分、対策がしやすいです。
社会人の方で第二外国語の資格をとりあえず欲しいという場合は、DELEでなくスペイン語検定の方が簡単でしょう。
しっかりと勉強時間を確保できるなら4級ですが、さくっと資格だけ取得したい場合は、文法&単語に勉強を絞って5級を受験することをおすすめします。
リスニングや長文読解、筆記、口頭試験対策をしなくていい分、スペイン語検定5級はかなり短時間で仕上げることができます。
以上、スペイン語検定5級のおすすめ参考書と勉強スケジュールについてでした。
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