はじめに
我が家では普段からスタンディングデスク(立ちデスク)を使用していますが、片面がベランダのガラス戸に面しているが故に、冬場は寒さとの闘いなのがネックでした。
今回は節約暖房としてお世話になっている「電気敷き毛布」を活用して、スタンディングデスクの暖房方法を検討してみました。
背景
私の部屋の間取りを簡単にまとめてみました。通常デスク(灰色)、スタンディングデスク(オレンジ色)ともに、疲れた際は外の景色を眺められるように、ベランダ側に面しています。
そのため、冬場は寒さとの闘いです。築約30年のマンションなので窓の断熱性も低く、北側ということもあって、昨年の冬はスタンディングデスクが嫌になっていました。。。
電気代がますます高くなっている世の中、新しく暖房器具を購入して使用するのは何か悔しい気持ちがします。今回は「健康的なスタンディングデスク」×「家計に優しい電気敷き毛布」で、この冬を乗り切る節約暖房術を編み出したいと思います。
必要なもの
電気敷き毛布はアマゾンなら2500円ほどで購入できます。電気代次第で少々変化はしますが、電気敷き毛布は1日18時間×30日利用しても、月換算の電気代が約540円で済むという、エコ暖房家電の優等生です。
毛布ではなく、衣類型の電気敷き毛布もあります。正直作るのもなかなか大変なので、着るタイプを購入する方法も一理ありです。
あとは百円ショップで、裁縫セット、配線カバー、紐、カーテンレールクリップを購入しました。
工作編
電気敷き毛布の使い方は至ってシンプルです。立つ場所に沿って吊るすだけです。
電気敷き毛布が80cm×130cmというサイズの都合上、80cmを横に持ってくると、囲うには若干長さが足りません。
足元は電気湯たんぽでカバーしているので、ひとまず130cmを横に充てることとしました。
机側の工作
100円ショップで購入した裁縫セットにスナップボタン(ぱちんと指で押しつけて留めるタイプのボタン)が入っていたので、電気敷き毛布に縫い付けました。
スナップボタンのもう一方は机に縛り付けます。
そうすることで、机側の電気敷き毛布は、簡単に取り外し可能になります。
壁側の工作
後ろの壁側には何も吊るす場所がないので、いろいろ試行錯誤しました。片側はデスクの余りの支柱で、もう片側は伸縮自在の配線カバーで支柱を用意しました。
配線カバーは電気敷き毛布のコンセプトコードも格納できるので、支柱&配線隠しで一石二鳥の代物です。
両者の間を紐で結び、先に用意したカーテンレールクリップを通します。
あとはカーテンレールクリップに電気敷き毛布を通して完成です。スタンディングデスクの窓際3方向を囲う電気敷き毛布カーテンの出来上がりです。
電気敷き毛布以外は100円ショップで材料を揃えられるので、DIYにより総額3000円の節約暖房が完成しました。着るタイプの電気敷き毛布を購入するより安上がりにできて、一安心です。
暖房効果はどれくらいか?
正直に申し上げると、「床暖房のように壁から暖かさが伝わる?」ということはありません。以前のように椅子に敷いていれば椅子が温かくなりますが、壁とは密着していないので、熱気が漏れているようです。
ひとまず暖房費を安くしたいという方は、以下の電気敷き毛布×椅子の暖房術をお勧めします。
とはいえ、外からの冷気遮断の効果は十分にあるので、この冬はしばらく使用してみることにします。
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