本記事の内容
- ARGB LED搭載の白いCPUクーラー「Vetroo V5」のレビュー記事です。シンプルなデザインで見た目も良く、ゲーミングPCにうってつけのCPUクーラーになります。
- 「Vetroo V5」を実際にMini-Itxのマザーボードに取り付けてみるとどれくらいの高さになるのか、細かく測定してみました。
商品紹介
今回紹介するのはVetroo V5 CPUクーラーです。ARGBのLED付きながら、Amazonで4000円前後で購入できる高コスパ商品になります。コメントや評価もかなり多く、信頼できるPCパーツのようです。

個人的にはトップフロー型の方がLEDが前面に見えて好みですが、LED付きで白系となると選択肢があまりなかったので、サイドフロー型のVetroo V5を購入しました。

箱は黒色ですが、CPUクーラーの冷却ファン、ヒートスプレッダ、ヒートパイプ、放熱フィンは全て真っ白です。今回はPCケースがCooler MasterのMasterBox NR200P(白)なので、全体的に白基調な自作PCを目指しました。
組み立て編
CPUクーラー交換前の状態から順に説明していきます。これまではRyzenのCPU購入時についてくる純正CPUクーラー「wraith stealth 」を使用していました。

wraith stealthはトップフロー型なので、コンパクトで他のパーツと干渉しないことが強みですね。

まずはCPUクーラーの取り外しからです。CPUクーラーを基盤に止めるネジは基盤表側にありますが、裏側にネジを固定するバックプレートがあります。そのため、基盤は一度PCケースから外す必要ありです。

基盤に固定するネジが放熱フィンのすぐ近くにあるので、通常のドライバーではCPUクーラーの固定が少々難しいです。15cmレベルのロングドライバーがあると、取り付けが楽に済みます。

放熱フィンを取り付けたら、金属のフックで冷却ファンを取り付けます。下の写真が横から見た状態になります。

ちなみに、冷却ファンは放熱フィンの層に取り付けるタイプなので、設置する高さは自由に変えられます。下の解説画像は商品の紹介ページから転載しました。

Mini-Itxのマザーボードを使用していると、思いのほかCPUとメモリが近く、CPUクーラーがメモリと干渉してしまうことがよくあります。
Vetroo V5では冷却ファンを固定する高さが調整できるので、どのマザーボードとメモリを使用しても大丈夫そうです。
一点注意するべきこととしては、冷却ファンを高く取り付けすぎると、PCケースから飛び出かねないことでしょうか。(実際にNR200Pでは、あと1cmほどしか余裕がありません、、、)
あくまで測定値ですが、基盤から放熱フィンまでの高さ(①)や、冷却ファンの厚さ(③)を表にしてまとめました。
① | 基盤から放熱フィンまでの高さ | 156mm |
② | 冷却ファンの高さ | 126mm |
③ | 冷却ファンの厚さ | 25mm |

したがって、メモリから放熱フィンまでに25mmの間隔がある場合は、「基盤表面からの最大高さ」=156mm(①)
メモリから放熱フィンまでに25mmの間隔がない場合は、「基盤表面からの最大高さ」=「取り付けメモリの高さ」+126mm(②)
となります。PCケースからCPUクーラーが飛び出かねないように、購入時の参考にしてください。
まとめ
CPUクーラー「Vetroo V5」は値段の割にデザイン、取り付け性能ともに文句のない良品でした。万が一、冷却ファンがメモリと干渉すると、CPUクーラーの最大高さが伸びかねないことが懸念点です。
Amazonで4000円ほど(セール時は3300円くらい)で購入できるので、PCのデザイン替えに是非いかがでしょうか。
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