【オイルヒーターの電気代はなぜ高すぎる?】消費電力を調べてみた

oil-heater家電レビュー

はじめに

タイトルの通り、デロンギのオイルヒーターを一冬使用してみたところ、我が家の電気代が恐ろしく高くなってしまいました。。。

今回は、オイルヒーターの電気代はなぜ異様に高いのかを解明するべく、設定温度や動作モードごとの消費電力を細かに調べてみました。

測定に使用したオイルヒーターは、デロンギの1500Wモデル(10~13畳用)のオイルヒーターになります。

オイルヒーターの消費電力測定結果

寒さがひと段落した春(気温20℃)に測定しています。そのため、気温と設定値の温度差を参考にしてください。

温度差0~2℃

気温と設定温度の温度差が0~2℃では、さすがにオイルヒーターは動きませんでした。消費電力はゼロです。

温度差3~5℃(Ecoモード)

気温と設定温度の温度差が3~5℃の状態でEcoモードにすると、オイルヒーターの消費電力は約600Wとなりました。常時電子レンジが稼働しているような電力です。

電気代の相場は日々変化しますが、一般的な27円/kWhで計算すると、600Wでは電気代16.2円/hとなります。日に16時間使用し続ければ、一カ月あたり約7500円となります。

ちなみに、Ecoモードではオイルヒーター表面の温度も抑えられるため、やけど防止にも役立ちます。

温度差3~5℃

気温と設定温度の温度差が3~5℃の状態では、オイルヒーターの消費電力は約1300Wとなりました。桁が読みにくいのですが、1.32kWと表示されています。

1300Wクラスとなると、家電としては強力なドライヤーやアイロンなど、一時的にしか使用しないレベルの消費電力となります。

こちらも27円/kWhで計算すると、1300Wの電気代は35.1円/hとなります。日に16時間使用し続ければ、一カ月換算で約16000円となります。

温度差6~8℃(Ecoモード)

気温と設定温度の温度差が6~8℃になると、Ecoモードでも消費電力は約1300Wになりました。

東京の冬の気温の目安は、日中で約12℃、朝晩で5℃前後なので、設定温度20℃のEcoモード設定でも一時的には1300Wで稼働することになります。

温度差6~8℃

温度差が6~8℃ではEcoモードを解除しても、消費電力は約1300Wでした。

オイルヒーターの設定温度の上限が28℃だったため、今回は温度差9℃以上が測定できませんでした。不確かですが、もう一つ上の超強力モードがあったような気がします、、、

消費電力の日中推移

とはいえ、気温と設定温度の温度差は日中で変化するものです。そこで、東京の日中気温の推移をもとに室温をシミュレーションして、オイルヒーターの稼働状態をグラフにしてみました。

夜間はオイルヒーターをOFFにして、設定温度22℃の常時Ecoモードとした場合、朝方の4時間のみ1300W稼働、それ以外の12時間は600W稼働となりました

この場合、一日の電気代は35.1円×4h+16.2円×12hで310円、一カ月あたり9400円と試算されました。我が家も1万円近く電気代が上がったので、おおよそ見積りどおりです。

オイルヒーターを使用する際に気を付けるべきポイント

それでは、オイルヒーターの消費電力を抑えるために、どのようなことに気を付ければ良いのでしょうか。ポイントにしてまとめました。

適切な部屋で使用して、部屋を暖まりやすくする

オイルヒーターは消費電力が高い分、空間を暖める力も十分にあります。しかし、暖かい空気は上昇して拡散するため、体感温度はなかなか暖かくなりません。

オイルヒーターで部屋を暖めるには、ヒーターの仕様に合った適切な部屋で使うことが第一です

築年数があって気密性の低い家屋や、最大床面積を超える広い部屋、天井が高い部屋での使用は避けることが望ましいでしょう。

他の暖房器具と併用して、設定温度を下げる

オイルヒーターのメリットは静穏性と無送風なことです。

音が生じても問題ないときはエアコンやガスストーブと併用したり、足だけ温めたいときはハロゲンヒーターを使用することで、オイルヒーターの設定温度を下げても問題がなくなります。

状況に応じて暖房器具を使い分け・併用することで、オイルヒーターを低消費電力モードで稼働させることが節電になります。

まとめ

デロンギのオイルヒーターの消費電力を測定した結果、気温と設定温度の温度差と稼働モードに応じて、以下のようになりました。

通常モードEcoモード
温度差0~2℃0W0W
温度差3~5℃600W
(16.2円/h)
1300W
(35.1円/h)
温度差6~8℃1300W
(35.1円/h)
1300W
(35.1円/h)

消費電力を抑えるには「設定温度を下げる」か「温まりやすい部屋で使用する」が最善策です。適切な部屋で使用し、他の暖房器具と併用することで、電気代の節約につながるはずです。

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