購入から2年以上、大きなトラブルなく使い続けてきたタイガー魔法瓶の圧力IH炊飯ジャーですが、ふと炊飯器の蓋を洗っていた際にゴム栓(負圧パッキン)が無くなっていることに気づきました、、、
最終的にタイガーのパーツショップで交換品を購入して事なきを得ましたが、本記事では炊飯器の負圧パッキンの役割と、無くなったらどうなるか、交換品の購入方法について解説したいと思います。
炊飯器の負圧パッキンの役割とは
負圧パッキンとは、炊飯器の蓋に付いている2~3cmほどの小さなゴム栓です。圧力IH炊飯ジャーは通常1.4気圧前後まで加圧しますが、その際に窯の内側からの圧力を閉じ込めつつ、万が一内側が陰圧になった場合に空気を通す安全装置のようです。
タイガーのマニュアル上には「負圧パッキンはうまく炊けない原因となるので、必ず取り付ける。」との記載があります。さしずめ、負圧パッキンの役割は圧力IH炊飯ジャーで圧力をかけて美味しく炊き上げる役割というところでしょう。
負圧パッキンが無いとどうなるか
そんな負圧パッキン無しで炊飯をしてみるとどうなるのか、気になりますよね。
「必ず取り付ける」とは書かれていましたが、マニュアル上の警告や注意には明確な記載がなかったので、試しに負圧パッキン無しの炊飯を実験してみました。(いつ無くしたか分からないので、すでに何度も行っていたかもしれませんが、、、)
負圧パッキン無しの炊飯は決してメーカー推奨ではありませんので、同じように試される方はくれぐれも自己責任でお願いします。
炊き方メニューとしては圧力が必要そうな「高速炊飯」です。炊いてみた結果をまとめますと、
- 液晶上にはいつも通り「圧力」の表示あり、炊飯時間も変わらず
※本当に圧力がかかっていたかは不明 - 圧力IH炊飯ジャー特有の「ボコッ」という音も、いつも通り途中で鳴った
- その他に炊飯時の異音や異臭は特になし
- 若干炊きムラがあるぐらいで、ご飯の柔らかさも問題なし
という感じでした。負圧パッキンが無いとすぐに壊れるというものでもなさそうですが、炊飯器の性能がやや落ちてしまっているかもしれません。
さらに圧力を使って炊き上げる「少量高速」メニューでは、ご飯が固くなってしまう可能性がありそうですね。。。
対処法:交換品の購入
負圧パッキンは消耗品の一つなので、タイガーのパーツショップで購入することができます。交換品もたくさんあるので、購入した圧力IH炊飯ジャーの型番から検索する方法がおすすめです。値段は1つ250円+送料300円+税でした。
私の場合は完全紛失ですが、他の方のブログなども見てみると、爪部分が切れて正しくくっつかなくなるといったトラブルもあるそうです。
購入後は交換品が4日ほどで届きました。炊飯器の内蓋に難なく取り付けて修理完了です。
まとめ
以上、圧力IH炊飯ジャーの負圧パッキンが無くなるとどうなるのかと、交換品の購入方法の紹介でした。
よくよく確認すると、公式のYoutubeでも「パッキンは外さない」と勧められているので、無くしてしまった場合は、お早め交換品を購入する方が良いでしょう。
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