本記事の内容
はじめに
これまではコスパ抜群で自作PC初心者にもおすすめのVersa H18を愛用してきましたが、デスクに置けるコンパクトさを求めて、Cooler Master MasterBox NR200Pを購入しました。
Versa H18ではmicro-atxのマザーボードを使用していましたが、NR200Pでは対応していないため、渋々mini-itxのB450チップセットを追加購入しました。
とはいえ、電源まで買い直す余力はないので、Versa H18で使用していたATX電源を無理やり固定しています。
オシャレでデザイン性の高いNR200Pには残念ながらmicro-atxマザーボードは入りませんでしたが、ATX電源の固定方法について、以下にまとめていきます。
仕様変更
- CPU:AMD RYZEN 5 2600 six-core processor(継続)
- GPU:Phantom Gaming D Radeon RX570 4G(継続)
- マザボ:ASUS TUF B450M-PLUS GAMING → B450 I AORUS PRO WIFI
- メモリ:CORSAIR DDR4-2666MHz VENGEANCE LPX Series 8GB×2枚(継続)
- ストレージ:Crucial SSD P5 500GB M.2 NVMe接続 CT500P5SSD8JP(継続)
- 電源:Corsair CX550M 80PLUS BRONZE認定 PC電源ユニット(継続)
- ケース:Thermaltake Versa H18 → Cooler Master MasterBox NR200P
- その他:Jonsbo コンパクトトップフロー CPUクーラー CR-901-RGB
Deepcool 200PRO ledストリップライト rgb マルチカラー
組み立て編
まずはPCケースの大きさ比較から。Versa H18と比べると、高さと奥行きがかなり小さくなっています。
サイドのガラスパネルは黒い枠がとられているものの、内部はとても見やすいです。
配線をきれいにして鑑賞するならありですが、あまりPC内部が見えてほしくない人には、ガラスパネルはおすすめできません。
両サイドともにメッシュパネルになっているNR200であれば、NR200Pより4000円ほど安く入手できるので、そちらをどうぞ。
ちなみに、NR200Pにmicro-atx規格のマザーボードを入れてみようとしましたが、普通につっかえています。PCIスロット数が3つまでのマザーボードしか入れることはできません。
引継ぎパーツ一覧です。マザーボード以外は前のPCから引き継ぎます。
組み立ての順としては、マザボを用意し、
CPU、メモリ、M.2 SSDをつけ、
CPUクーラーを装着します。
JonsboのトップフローCPUクーラーはIntelとAMDの両方に対応していますが、バックプレートやアタッチメントを付け替える必要があります。
AMD用のアタッチメントを付けたところ、ネジの長さがギリギリしかなく、装着するのに一苦労しました。
最後にグラボをつけて、電源を繋ぎます。あとはPCケースに入れれば完成です。
やはりATX電源の圧迫感が凄いですね、、、それくらいPCケースがコンパクトです。
(追記)NR200Pの横内径が338mmで、ATX電源の厚さが約86mmなので、長さが約250mmまでのグラボであれば収まります。
今回使用しているグラボは一番長い部分で236mmあり、ATX電源まではあと指一本分くらいの余裕しかありません。
ATX電源固定編
ここからはNR200PにATX電源を固定するための追加工作です。
まずは、直角のアングルとネジをホームセンターで調達しました。両方合わせて300円くらいです。
アングルをPCケース前面のSSD・HDD取り付け位置に固定し、もう一方のネジ穴を電源にねじ込みました。。。
アングルとPCケースの強度的に、ATX電源の加重をまっすぐに支えること可能です。
しかし、左に倒れこむ力がかかると、てこの原理でアングルかPCケースが曲がってしまいます。そのため、ATX電源上部は針金で補強して、倒れこまない用にしています。
以上で完成です。
電源をつけるとこんな感じです。CPUクーラーは安物の割には冷えて見栄えも良いので、悪くはありません。
まとめ
NR200PにATX電源を市販の工具で取り付けることはできますが、グラボの長さに要注意です。
NR200Pの良い点
- Mini-itxのコンパクトなケースながら、リーズナブルな価格で入手しやすい。
- ガラスパネルは枠が大きく、スモークガラスを通して内部が見えるため、かなり高級感・ハイスペック感がある。
- 内部がすっきりしているので配線がしやすく、外枠もしっかりしていて持ち運びしやすい。
- ケースの大きさ的に2連ファンのグラボまでであれば、ATX電源でも入れることができる。
微妙な点
- ガラスパネルを逆側にできない。(デスクではPCを左に置いているので、ガラス面が常に見れない、、、)
- ガラスパネルをつけた瞬間、上下とIOパネル側しか空気が通らないため、エアフローがかなり悪くなる。
お家の引っ越しがあったので、PCをこの状態でキャリーカートにて運びましたが、それでもアングルが壊れることはありませんでした。
とはいえ、支え方が十分とは言えなので、お金に余裕ができ次第、SFX電源に変更する予定です。
以上、NR200Pのレビュー、組み立て紹介でした。
コメント
だいたい何mmのグラボが入りますか?測ってくれると幸いです。
コメントありがとうございます。ATX電源までの長さを測ったところ、最大で250mmまでのグラボならギリギリ入りそうです。記事と写真も説明用に更新しました。