本記事の内容
スペイン語検定4級のおすすめ勉強方法と参考書の紹介記事になります。
2021年から3度の試験を経験し、2度の不合格を頂戴した身ですが、これまでの試行錯誤とイチオシの勉強方法を紹介させて頂きます。
スペイン語検定4級について
スペイン語検定は2021年にリニューアルされました。しかしながら、新試験の問題集がほとんど存在せず、過去問が入手できないことが非常に難易度を高めています。
スペイン語検定4級の概要は以下の通りです。
受験料 | 6000円(オンライン申し込み) |
開催日程 | 2022年度は6月と12月の年2回 |
レベル | スペイン語の4技能「読む、書く、聞く、話す」を活用し、日常生活において状況に即した受け答えが可能 |
回答形式 | 全問マークシート(約35問) |
日本スペイン協会の公式ページを確認する限り、具体的な合格水準は以下の4点です。
- スペイン語の授業を約200時間以上受講しているか、これに相当する学習経験を有する方が対象
- 文法事項の範囲は、過去完了、未来、未来完了、過去未来、接続法現在、命令、受身を含む
- 語彙数 約1,500語
- 数字 100万まで
3点目の語彙数1500語というのが、とにかく曲者です。ただでさえスペイン語の単語帳なるものが存在しないのに、1500語がいったいどのような単語を指しているのか見当もつきません。。。
ここからは、私がこれまでテスト対策をしてきたなかで、おすすめの勉強方法を紹介します。
おすすめ勉強法①単語対策
スペイン語検定4級の対象語彙が分からない以上、同レベルの別試験の対象語彙から習得していくしかありません。
スペイン語検定4級はDELEのA2と同レベルということが一般に知られているため、まずはDELEのA2単語の習得をお勧めします。
DELEのA2頻出単語はSPANISIMO BLOG様にてまとめられていますので、少なくともこちらの757単語は必ず暗記しましょう。

ちなみに、こちらの単語帳も大変ありがたいのですが、掲載されている2000単語には基礎語彙(人称・数字)やマニアックすぎる語彙(植物や動物)も含まれています。これ一冊でスペイン語検定4級を全てカバーすることはできないので、ご了承ください。
おすすめ勉強方法②文法
文法に関しては公式サイトに出題範囲が明言されていて、対策がとても立てやすいです。スペイン語の文法問題集は既にいくつも出版されているので、入手しやすいもので十分でしょう。
私はスペイン語検定5級の時からお世話になっている「養成ドリル2000題」で勉強しました。問題集には接続法過去も含まれるので、最終章の一部は勉強不要です。
おすすめ勉強方法③試験問題対策
とはいえ、試験問題らしい演習も試験前には予習しておく必要があります。こちらは旧試験の問題集ですが、それでも出題レベルに大きな違いはないので、解いておくに越したことはありません。
旧試験の問題集のため、回答方法が記述であったり接続法過去が問われていることはご理解ください。
本問題集には語彙問題も掲載されており、試験問題の予習と単語の再確認の両方が一度にできてお得になります。
まとめ
スペイン語検定4級の対策として、語彙・文法・試験問題の3つおすすめ勉強方法を紹介しました。
公式のスペイン語検定4級問題集が出版されれば一番ですが、当面は見つからなさそうなので、複数の問題集や勉強サイトを組み合わせて乗り切りましょう。
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