【受験結果で比較】中国語検定4級とHSK2級3級のレベルを比べてみた

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著者情報:2023年5月にほぼ初心者の状態から中国語の勉強を開始

勉強期間:2~3か月

中国語検定4級受験日:2023年6月(第109回)
HSK2級3級受験日:2023年7月

中国語検定4級とHSK2級、3級をほぼ同じ時期に受験してみましたので、その試験内容や実際の得点から両者の試験を比較してみました。

私見に基づく判断も多いので、あくまで一つの情報として、今後中国語検定やHSKを受験予定の方はご参照ください。

中国語検定4級

認定基準中国語の基礎をマスター
学習基準一般大学の第二外国語において1年以上の学習程度
出題内容・基本的な問答、比較的長い会話文または文章の聞き取りと内容理解
・単語語句のピンイン表記、声調
・基本的な文法事項及び文法事項を含む単文の組み立て
・比較的長い文章の内容理解
・日本語の中国語訳(記述式)
学習単語数常用語約1000語から
問題数リスニング:20問
筆記:41問
受験料4,800円
開催頻度年3回(3月、6月、11月)
合格基準リスニング、筆記の両方で6割以上(調整あり)
https://www.chuken.gr.jp/tcp/grade.htmlより

中国語を勉強する日本人向けの語学資格が「中国語検定試験」になります。その中でも4級は中国語の基礎が問われ、大学の第二外国語において約1年学習するほどの語学力が必要です。

後述のHSKと比べると受験料は若干安い反面、開催頻度は(普通の資格試験としては十分な開催頻度ですが)年3回と少な目です。

HSKとの一番の違いは、合格基準にリスニング、筆記の両方で6割以上正答する必要があることです。受験回によって難易度に差が出た場合は得点調整もありますが、中国語初学者にとって壁となるリスニングを筆記でカバーできないことは大きな難点です。

初学者の状態から中国語検定4級を取得するまでのおすすめの参考書や勉強時間については以下のページでまとめていますので、ぜひ参考になさってください。

HSK(漢語水平考試)

2級

認定基準日常中国語の応用能力を判定
学習基準大学の第二外国語における第1年度後期履修程度の学習
出題内容・短い会話・短文の聞き取りと内容理解(写真を判断、正誤問題)
・2人の短い、やや長い会話の内容に関する問題
・説明と一致する写真を選ぶ問題、空所補充問題
・短文の内容に関する正誤問題
学習単語数約300語から
問題数リスニング:35問
読解:25問
受験料5,060円
開催頻度年11回(会場によっては非開催の日程もあり)
合格基準リスニング、読解の合計で6割以上
https://www.chuken.gr.jp/tcp/grade.htmlより

3級(2級の上)

認定基準中国語を使って基本的なコミュニケーションができる
学習基準大学の第二外国語における第2年度前期履修程度の学習
出題内容・短い会話・短文の聞き取りと内容理解(写真を判断、正誤問題)
・2人の短い、長い会話の内容に関する問題
・関係のある文を組み合わせる問題、空所補充問題
・短文の内容に関する読解問題
・語句の並べ替え問題、空所補充問題
学習単語数約600語から
問題数リスニング:40問
読解:30問
筆記:10問
受験料6,600円
開催頻度年11回(会場によっては非開催の日程もあり)
合格基準リスニング、読解、筆記の合計で6割以上
https://www.chuken.gr.jp/tcp/grade.htmlより

HSKは中国政府が認定している資格なので、合格時の成績報告は中国を含めた世界中で公的証明として使うことができます。

受験料は中国語検定よりやや高めです。開催頻度は会場ごとに定められていて、東京であれば2023年は合計9回開催されています。

HSK2級はリスニングと読解のみ、3級はそれらに加えて筆記が問題に追加されます。ただし日本人だけの試験ではありませんので、日本語からの中国語への翻訳は問われません。3級の筆記では空欄補充問題が10題ある程度で、筆記に関しては中国語検定の方が厄介です。

中国語検定との一番の違いは、リスニングと読解、筆記の合計点で合否を判定することと、四声やピンインといった単純な問題が問われないことです。後者については、HSK自体が中国語のコミュニケーション力を測っているので、それに関係ない部分は問題外として扱われているからでしょう。

中国語検定4級とHSK3級の詳細を比較

続けて、中国語検定4級とHSK3級の詳細を比較してみました。容易な点と難しい点については私自身が実際に受験して感じたことになります。

中国語検定4級HSK3級
リスニング20問40問
筆記中国語への翻訳が5題空欄一語の補充が5題+α
容易な点四声や文法に頻出問題があることリスニングと読解、筆記の合計6割の正答でOK
難しい点リスニングと筆記のそれぞれで6割の正答が必要なこと四声やピンインなど、単純な問題が問われないこと

私の場合は中国語検定4級の後にHSK3級を受験しましたが、一ヶ月の準備期間があってもHSK3級の方が手ごわく感じました。

とはいえ、どちらの方が難しいかは人それぞれなので、実際に両者の過去問を解いてみるに越したことはありません。公式HPで例題は確認できますので、ぜひ一度ご確認ください。

試験結果

あくまで個人の受験データに過ぎませんが、ほぼ同時期に受けた中国語検定とHSKの受験結果になります。参考情報の一つとして、ご確認ください。

中国語検定

中国語検定

HSK

HSK

まとめ

以上、中国語検定4級とHSK2級と3級のレベル比較でした。どちらも中国語の初学者突破の良い勉強になりますので、受験日程や例題の感触をもとに、ぜひお好きな方を受験してみてください。

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